サブスク沼

出張に行くオトノ様が、ひとり長々と運転が続く道中は退屈だと言う。なんかいいコンテンツない?と聞いてきたので、ヅカの舞台実況CDを熱烈におすすめしたのだが、謝絶された(せっかくたくさん持ってるのに)。

というわけで、何やら思いついたオトノ様が「おためしおためし」とAudible聞き放題をポチってしまった。それなら私も活用させてもらおうとアプリをダウンロードした。

実際、ジムに行き始めてから「聞くコンテンツ」を探していた。バイクではネトフリを見られるが、他のマシンをやっているときは少し寂しい。音楽でもいいけれどなんだか物足りない。なんだろう、貧乏性なので、せっかく聞くのなら何らかの「知識・情報・ネタ」を得たいと思ってしまう。オーディオブック、アリじゃん。

というわけで、オトノ様が出発し、オシメ様も塾に行き、やることがない日曜日。ジムに行って初Audible。

トップページに出ていた『流浪の月』を選択。(ちなみに作者 凪良ゆうの代表作『美しい彼』はドラマきっかけで原作小説も読了済み。来年の映画もこっそり見に行ってやろうと画策中)

10時間という再生時間にひるんだものの、聞き始めると言葉はすいすい頭に入り、どんどん聞き進んでいく。聞く前はじれったいんじゃないかと思っていたが、朗読の速さはちょうどよく、1.5倍速にする気にはならなかった。

結局、帰宅しても聞き続け、週末恒例のお惣菜づくりをやりながら、午後もずっと聞いていた。ガッツリ聞いたのは日曜日だけで、そのあとは通勤時などにちょくちょく聞いて、火曜日に聞き終わった。今は山本周五郎の短編を順々に聞いている。楽しい。

オーディオブック、アリだった。

しかし悩ましい。Amazonプライム年会費4,900円(月額400円ちょい)、ネトフリ月額990円。そしてAudibleが月額1,500円。そしてVoicyの月額330円もある。…Oh! サブスク貧乏!